これでも女の子なんです。
僕がじゃないですよ(笑)
昨年の10月にお姉ちゃんになった姪っ子の優月。
ボーイッシュなショートヘアでじゃじゃ馬までは行かないけど女の子にしてはけっこうわんぱく。
お人形さんより車が好きな彼女はパパもママもお仕事で週に2~3回ほど役所の向かえにある保育園に僕がお迎えに行くんですけど迎に行くと直ぐに僕が彼女に聞くんです。
『今日は何色ですか~?』(コック服のネクタイのカラー)
少し恥ずかしそうに 「きいろー」そう応える彼女が可愛い。
先生もニコニコしながら見てる。
でもその後に少し唇を尖らせて言うんです。
「あおいろがいいー」その反応も又、可愛い。
女の子なのにピンクや黄色より青が好きな姪。
役所の中を通って歩きながら一緒にお店に帰って来ると!
「わぁ~すごーい!!」
少し早いけどお店の外観に最近飾り付けた鯉のぼりを見て大喜びで感動してくれた。
それを狙って飾り付けたんですけどね。
手持ちサイズだけど3歳の姪っ子には丁度いい大きさ。
「これが、パパとママと」「あおがユツキでこっちがミソラっ。」
嬉しそうに興奮しながら鯉の色と匹数に合わせてパパやママや自分や妹に重ねてう言う。
小さい頃に相合い傘と良くにた感じのおまじないで鯉のぼりの内側に好きな女の子と自分の名前を書いてた事を思い出した。
『いいね、皆仲良しで泳いどるね。』
しかし!
「あっ~!カリンちゃんがいないっ!!」(姪っ子の家で飼ってる犬)
少し寂しい顔でそう言う。
えっ…そこ突っ込まれれるなんて…でもそんな優しい気持ちが嬉しい。
『ちゃんとあるぞ~これは持って帰っていいからな。』
もしかしたら、欲しがって持って帰るって言い出すそんな事もあるかと予想してお持ち帰り用にもう1つ用意していた鯉のぼりを姪っ子のリュックに付けてあげた。
「わぁ~い。カリンちゃん」
機嫌が治った。
「こっちがカリンちゃんでこっちがユツキ。」
嬉しそうに振り返りながらリュックに付けた鯉のぼりに言う。
『これも、優月か?あっちにミソラと居るのも優月やろ?』
「うん、これもユツキ!」「!!!」
『ん?どうした?』
「おいちゃんは?おいちゃんは居ないの?」
『涙...』
自分達の家族だけじゃなく僕の事まで考えてくれる姪に泣きそうになる。
『ありがとうな、おいちゃんはないよ』
「ねぇ~どうして?どうしてないの?」
『優月とパパとママとミソラとカリンちゃんが居るから、おいちゃんはいらないよ。』
子供の問い掛けに鯉のぼりをそれ以上買ってないから無いって言わずにそう言った。
すると!
「おいちゃんはおともだちがいないの?」
まさかの次の問い掛け…
これってもしかしたら、子供独特のどうして?何故?質問連発予告?